首都圏新築マンション動向~2024年度上半期

 

こんにちは!島崎です。

 

最近は陽が落ちる夕方以降はとても寒いですね。

日中でも10℃を下回ることも増えてきて本格的に冬!という感じです。

インフルエンザやコロナ等々も流行っていますので手洗いうがいをしっかりして

予防していきましょう!

 

 

新築マンションの価格や面積の推移

 

先日、上半期(4月~9月)の首都圏新築マンションの平均価格・面積

及び中央値のデータが発表されました。

半期での中央値の調査・発表は今回が初の試みとのことです。

 

 

中央値とは

中央値とは、価格や面積を順番に並べた際にちょうど真ん中となる値のこと。

非常に面積が広く高価格な住戸、あるいは非常に面積が狭く低価格な住戸の供給の影響を平均値と

比較して受けにくい指標とされる。

 

価格

 

2024年度上半期の首都圏平均価格は7,953万円となり

高額住戸が多数発売された22年度下半期以降は7,000万円台が続いている状況です。

ただ、間もなく8,000万円台に突入しそうです。

23区では、1億1,051万円となっており、都心6区に限定するとなんと1億7,830万円!

※都心6区(千代田区、中央区、港区、新宿区、文京区、渋谷区)

 

中央値は6,590万円で2023年度上半期以降は6,000万円台にが続いておりますが

これも上昇傾向となっています。平均値との差は縮小傾向。

23区:8,980万円、6区:1億5,775万円と共に大幅に上昇し平均値との差が縮小しています。

高額帯の物件はそのまま価格を維持か上昇しており戸数も増加

もしくは比較的低価格帯の物件が減少または価格上昇

という傾向が読み取れるのではないかと思います。

さらに物価上昇の煽りを受け、しばらくはこの傾向が続きそうな気配ですね。

 

面積

 

専有面積の平均値は65.77㎡と拡大しており、2023年度上半期以降は65㎡台を維持しています。

23区:64.36㎡、6区:67.45㎡と共に2023年下半期より減少という結果に。

面積が減少し価格が上昇ということは、㎡あたりで見るとより価格は上昇傾向にあるということになります。

 

面積の中央値は68.40㎡。22年上期以降、緩やかに減少の傾向となっており直近4期は68㎡台で推移しています。

23区:67.33㎡、6区:70.21㎡とこちらも共に減少傾向となっています。

 

全体的に開発余地のある土地が減少しており、その仕入れ価格も上昇している中で

採算を求め、売りやすい価格に落ち着かせるため徐々に面積が減っている

または少子化等により世帯の人数が減っているので、そこまでの広さを必要としていないということが

調査結果から推察できます。

都心6区に関しては、広さも重視される傾向があるためか中央値が70㎡台という結果でした。

 

円安による海外投資家からの需要や資材含め材料の高騰など

まだまだ価格が上昇し続けるであろう要因も多くあり、それらを覆すほどの大きな要因が無ければ

大幅に下落することは考えにくそうです。

23区で67.33㎡・8,980万円が中央値というのは新築マンションをご購入の方には一つの目安になるかもしれませんね。

 

新築・中古どちらが良いの?

など迷わられている方はお気軽にご相談ください。

 

 

 

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