以前にもお話しさせていただきましたが私は不動産無料相談をしております。
最近同じような相談が増えましたので
購入申込(買い付け)についてお話ししたいと思います。
購入申込とは色々と不動産をご覧いただいた結果
気にった不動産を購入したいという意思表示です。
通常は購入申込⇒売主さんの承諾⇒契約⇒引渡しというような流れになります。
途中にあるローン申込等の詳細は割愛します。
この時、買主さんはよくよく考えてみたらやっぱり申し込みを取り消したいということもあると思います。
その際はすぐに意思の取り消しを伝えましょう。
ギリギリになってキャンセルするほうが
相手方には迷惑になってしまうと考えればわかりやすいですよね。
●最近続いた相談は申込書を書いたんだから契約しないと周りに迷惑がかかる。
と不動産屋に言われた。。。
●契約の準備を整えた実費を払ってもらわないと困る。
と不動産屋に言われた。。。
という相談や
●もしキャンセルしたら違約金や損害賠償で裁判(訴訟)を起こされたりしないのですか?
とても心配した様子の相談だったりという内容です。
いったいどういう風に買い付けを書かせたのだろうと思った次第です。
結論から言います。
単純に交渉権を得たということでありキャンセルすることに一切ペナルティはありません。
ですから安心してください。
稀に安易な気持ちで購入申込や入居申込みを書かれる方がいますが
法律的にはセーフかもしれませんがモラルとして人として私は勧められません。。。
ですから心が決まらない段階での申込みは止めましょう。
背中を押して欲しいという方もいるでしょう。
そういう方には、きっかけを与えるトークは必要かもしれません。
大事なのはその瞬間に本当に取得したい意思があるのか?
ということです。
賃貸なんかは特にですが簡単にキャンセルする人が増えました。
そのせいで売主・貸主サイドも契約優先として契約日を急かすこともたくさんあります。これって誰が悪いのでしょうか?
ですからキャンセルしても大丈夫という認識でいるよりもキャンセルしたら迷惑をかけるかもしれない。
だから真剣に考えた結果で申し込みをする。
こういう気持ちをもって申し込むようにしましょう。
それでも対応の悪い相手方(不動産屋)はたくさんいます。
その方が多いかもしれません。
それも過去のこのような動向から見れば少しは理解できるかもしれません。
私自身は契約を急かすようなやり方は好きではありませんが
買主・借主サイドは「早めに契約だけはしてあげよう」
売主・貸主サイドは「ある程度は待ってあげよう」という
ご縁を大事にする気持ちがあるだけでとても良い取引になるので少し参考にしてみてくださいね。
当社も相手方から急かされた場合は
お客様に正直にそのことを伝えお客様の手間が少しでも減るように
色々と工夫して負担も減らすようにしておりますが
急かされた契約自体は気持ちが良いものではないですよね!
だから契約行為は致し方ないけど
その後のフォローやお付き合いを大事にさせていただいております。
また当社は先方から契約日を急かされても
物元業者の立ち位置の場合ははっきり無理ですとお答えして
こちらからキャンセルするようなことはないので
安心してくださいとリターンしております。
お客様が気分を害されて騙されたとか強引だなんて言われたくも思われたくもないですからね!
もちろん常識の範囲の契約日設定ということだけは念のため付け加えておきます。
さすがに物理的に明日契約できるのに半年後なんて言うのは困っちゃいますから( ´艸`)