住宅ローン返済期間が50年に?

 

こんにちは!島崎です。

 

ここ最近はまた気温が上がっている気がしてなりません、、、。

35℃くらいが続いているんじゃないかというくらい暑いですね。

我が家は日中溜め込んだ熱を夜まで吐き出せずにいるので、夜は外の方が涼しいくらいです。

まだまだ、長く続く残暑との戦いが始まりましたね。

 

 

住宅ローン返済期間が50年に

 

不動産(住宅)を購入する際に多くの方が利用するであろう

「住宅ローン」ですが、約30年もの間とかなりの期間に亘って付き合うことになるのでは。と思います。

これまで一般的だった最長35年の期間が「返済期間最長50年」というプランが昨年あたりから

徐々に地銀を中心に取り扱いが増えています。

これまでの期間35年から期間50年となると返済額なども大きく変わってくるので

その差がどの程度か比較してみたいと思います。

 

月々の返済額

※元利均等、ボーナス返済無

4000万円の借入
借入期間月々の返済額(金利0.5%)月々の返済額(金利1.5%)
35年103,834円122,473円
5075,360円94,802
5000万円の借入
借入期間月々の返済額(金利0.5%)月々の返済額(金利1.5%)
35年153,092円
50年118,503円

 

月々で比べると約3万円程の差が出ます。

年間で約36万円の差が出て、負担が軽減されるのは

家計にとってかなり大きい!

 

借入可能額目安

※年収の約25%を返済比率の設定

 

年収500万円
月々の返済額
返済期間
金利
借入可能金額
104,000円
35年
0.5%
約4,006万円
104,000円
50年
0.5%
約5,520万円
104,000円
35年
1.5%
約3,396万円
104,000円
50年
1.5%
約4,388万円
年収600万円
月々の返済額
返済期間
金利
借入可能金額
125,000円
35年
0.5%
約4,815万円
125,000円
50年
0.5%
約6,634万円
125,000円
35年
1.5%
約4,082万円
125,000円
50年
1.5%
約5,274万円

 

各金融機関などでは年収の約25%程度であれば、返済の負担が少ないとされているため

返済比率約25%とし、借入額の目安として計算しました。

毎月の返済額と同様に借入額目安にも大きな差が出ます。

それぞれ1,000万円以上目安の借入額が伸びました。

※金融機関独自の審査金利などの基準を設定している場合が多くありますので

必ずしも融資を保証するものではなく、目安としてご参考にしてください。

 

良いことずくめなのか

 

上記の比較では月々の返済も軽減され、借入可能額も伸ばせる可能性がある。

ということでメリットばかりが目につき、

あれ?良いことずくめ!と安易に思ってしまいそうですが

それでは金融機関や不動産会社の思惑にまんまと乗せられているかもしれません。

 

もちろん弊社も不動産会社ではありますが

キチンとデメリットやリスクについてもお話しした上でご判断をしていただきたいので

次回になりますが、返済期間50年のデメリットなども書き綴りたいと思います。

 

良いことばかりで都合の悪いことは黙っている。なんてことはしません!

 

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