おとり広告
不動産業界では以前に比べれば減ったとはいえ未だになくならないおとり広告
国交省から通知されている内容
○実際には取引する意思のない物件を
顧客を集めるために、合理的な根拠なく「相場より安い賃料・価格」等の好条件で
広告して顧客を誘引（来店等を促す行為）した上で
他者による成約や事実ではないこと（生活音がうるさい、突然の水漏れが生じた、治安が悪い等）を理由に
他の物件を紹介・案内すること。○成約済みの物件を速やかに広告から削除せずに当該物件のインターネット広告等を掲載することや
広告掲載当初から取引の対象となり得ない成約済みの物件を継続して掲載すること。○他の物件情報等をもとに、対象物件の賃料や価格、面積又は間取りを改ざんすること等
実在しない物件を広告することは「虚偽広告」に該当すること。
そんなこと本当にあるの？
文字にすると『えっ！、本当に？』っていう内容ですが、多々あります。だから通知されているんです。。。
経験ありませんか？
インターネットで探していると異常に安い物件に問い合わせるとお店に来ないと教えられない。
又は会員登録を登録しないと教えられない。
他社には紹介できない未公開物件だから来店しないと教えられない。
来店したらちょうど決まっちゃいました。
翌日以降もその情報が掲載されたまま
掲載どころか日付が更新されている
急遽売り止め、貸し止めになった
他にお勧め物件があるのでそちらを検討してください
来店したらなかなか返してくれない（賃貸によくある話です）
他に相談するべきです
基本的にこのような対応をされたら依頼はせずに他社さんに相談しましょう。
おススメする対応
個人情報を聞かない
来店を促さない
物件情報がちゃんとクリーニングされている（理想はすぐですがタイムラグは実際はあります）
営業マンが物件の押し付けをしない
あなたの話をちゃんと聞いてくれる
お客様のペースに合わせて対応してくれる
不動産は縁モノです
未公開物件や新規物件に目移りせずにちゃんと家族の条件に見合っている物件を選びましょう。
その物件がたまたま未公開物件や新規物件であれば良いと思います。
この場合いたって相場に比べると割高なことが多いです。
それでも選択する価値があれば決めましょう。
個人的には
希望条件に合っている程度の良い（大事に住まわれていた家）中古の物件がイチオシです。
中古物件は相場に対して多少の単価差（価格差）はあっても金額に大きな違いはありません。
違いがあれば（高ければ）売れません。
同じ金額帯でも物件の良し悪しが出るので丁寧にお住まいだった住宅が絶対に良いです！
決めつけないで
新築、中古、未公開等で条件を決めずにご家族の生活環境を優先して
その条件をクリアしていたのがたまたま中古だった、新築だったという探し方をしてください。
丁寧にお住まいだった中古物件ほどお買い得感ある不動産はないと思います！
そして無理はしないでください。
半年もすれば無理した住宅も妥協した住宅も違いは出ないと思います。
大事なのは住まいではなく家族との明るく楽しい空間です。
住まいは手段であって目的ではないですからね！
