省エネ・節電にも限界が

 

こんにちは。島崎です。

とうとう梅雨入りが発表され、本格的な雨季のシーズンに突入しました。

気圧の変化?の影響か常に頭痛がし、天気も含め気が滅入りそうな日々です、、、。

さらに雨が降らないと気温も高く、蒸し暑いという何とも言えない季節で

エアコンも欠かせなくなってきたご家庭も多いのではないのでしょうか。

 

電気料金等の補助時限復活?

 

近年は室内でも熱中症が起こるなど、気温や湿度が高い日には積極的にエアコンを使用することが推奨されていますが

その分電気料金の負担が気になるところですね。

さらに5月末で補助金が終了し今後、さらにエアコンが必要な時期を迎えるにあたって負担が増えることで家計が圧迫するのでは

と大きな問題になっています。

そんな中、本日岸田首相が会見を行い8月~10月にかけて電気・都市ガスの補助金を一時的に復活させると発表がありました。

嬉しいことではありますが、この短い期間だけでは11月以降もまた同じことの繰り返しでは?

もっと根本的な解決策を考えるべき状況な気もしますが、、、。

 

各原料など大幅な高騰があり、物価高の影響が大きいですが

各家庭出来る省エネ方法を改めて調べてみました。

 

ちなみに省エネと節電の違いは

省エネ:快適性を落とさないことを前提に電力・ガス・油の使用量を把握して環境面に配慮し,投資費用と回収年数を加味して使用エネルギーを削減すること。

節電:快適性をある程度犠牲にしても,電力の使用をできるだけ抑え,ピーク時間帯に電力需要が発電所の供給を上回らないように調整すること。

 

 

夏季・冬季共に

 

資源エネルギー庁によると

夏季・冬季共に電力消費が特に多い日の使用割合の内

エアコンが約33%程を占め、冷蔵庫約15%、照明約9%と

この3種で使用割合が50%を超えるそうです。

 

やはりエアコンを稼働させていると電力消費が増えるようです。

 

エアコンの省エネ方法

冷房時の工夫

・ドア・窓の開閉は少なく。

・レースのカーテンやすだれなどで日差しをカット。

・外出時は、昼間でもカーテンを閉めると効果的。

・扇風機を併用。風がカラダにあたると涼しく感じます。

 

暖房時の工夫

・ドア・窓の開閉は少なく。

・厚手のカーテンを使用。床まで届く長いカーテンの方が効果的。

・扇風機を併用。暖まった空気を循環させましょう。

※適宜、換気をしましょう

 

室外機のまわりに物を置かない。

・室外機の吹出口にものを置くと、冷暖房の効果が下がります。

・直射日光に当たらないよう日陰に設置する、日よけを作る。

 

このあたりはそんなに難しくなく、出来る省エネ方法となりそうですね。

ただ、使用年数が長くなると性能そのものの劣化などが増えてきたりするので

ある程度の期間が経過したものの場合は効果が薄く、

更には最新機種は省エネ性能が向上しているため、10年程使用している場合は買い換えが効果が一番高くなるようです。

 

買い換え効果

 

こちらも資源エネルギー庁の発表ですが

それぞれ10年程の機種と比べて

エアコン:約17%の省エネ効果

冷蔵庫:約40~47%の省エネ効果

テレビ:約42%の省エネ効果

照明:約86%の省エネ効果

※一般電球とLEDの比較

 

と驚くほど省エネ性能が上がっています。

ただ、性能と比例するように「価格」も上がっていることは否めません。

どれも買い換えようとするとそれなりの価格がするものですので中々すぐに。

というわけにもいきませんよね。

個人的にはまずは、照明をLEDにすることから始めてみては良いのでは。と考えます。

今後、不動産業界(建築業界)でも省エネの基準が上がったり、東京では太陽光パネル設置義務など

諸々話が挙がっていますので、この生活に密接している家電が性能と共に高くなっている

ということは住宅も同様のことが起きるのではと思います。

 

カーボンニュートラル、SDGsなど環境等における様々な政策などは必要不可欠だと思いますが、

森を見て木を見ないというか、もっと身近な部分にも焦点を当ててほしいですね。

今回の補助金もそうですが、もっと抜本的な解決策を

是非、政治家さんたちには議論してほしいと切に願います。

 

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