現地看板とのぼり

みなさんも街でよく見かける現地のぼり(旗)や現地看板

 

販売中の不動産や賃貸募集している物件にのぼりや看板が設置されているのをよく見かけると思います。

どうして、売出し中の物件に現地看板があるものとないものが存在するのか不思議じゃないですか?

実はとても単純なことなんです!

売買の場合、売出しを依頼された業者が自社で買主さんを決めて
仲介手数料を売主様・買主様両方からいただきたい業者と
売主様からだけの手数料でもいいから少しでも早く成約に結び付けたいと考える業者がいるからです。

地域性もあるので今回はハウジングサクセスがある東京都の地域性でお話ししてみようと思います。

現地看板やのぼりを設置する考え

①自社にて両手取引をしたい

②見学されたお客様が購入しなくても集客ができ他の物件を紹介できる

③他社の営業マンがご案内したお客様からあわよくば連絡が入る

 

現地看板やのぼりを設置しない考え

①居住中のためそもそも設置ができない

②協業の仲介業者にお客様をご案内しやすくしてもらいたい

③秘密裏に売却を望まれている不動産

 

賃貸の場合は物件の管理会社として現地看板を設置していることが多く
仲介業者もここが管理会社と説明ができ管理会社も早期成約につながり
余計な案内がないので管理会社と仲介会社でWinWinの関係が保ちやすく
評判の悪い管理会社の時はお客様がこの管理会社の物件は住みたくない等色々と効果があります。

 

一見現地看板や売出しをしていると頑張っていると見られがち

諸刃な部分があり他の仲介業者が積極的に紹介しないことも多々あります。

お客様と信頼関係が成り立っている場合は気にせずご案内しますが
現地販売されている業者に直接問い合わせされたら元も子もないということでマイナス効果が出てきます。

全てが悪いわけではありませんが戦略としてはとても重要な部分です。

毎週末になるとあちこちで現地販売会や内覧会を見かけることがある

これも同じで毎週末現地にいる営業マンで雰囲気を壊す方がいます。

お客様との話に割り込んできたり名刺交換を強要してきたり。。。

それが悪いのではなく空気を読むべきということ。

私は個人的には戦略的に適時販売会や内覧会をするのは効果的と考えますが
売れるまでという感じで毎週末販売会をしているのは
結果的に時間がかかってしまうのでお勧めしていません。

儲かるのはその場で売出をしている業者さんだけです。

売主さん、買主さんから仲介手数料がもらえるので!

売主さんはもっと早く売却が叶ったはず

現地看板や現地販売会にポイントを置くよりも
誰にどのように案内や説明をしてもらうかで満足度が違うと思います。

売りつけるのか?見つけてくれるのか?
提案してくれるのか?問題を解決してくれるのか?
正直なのか?
不誠実でも法律上問題ないギリギリで売り上げありきの営業している営業を今でも多々見受けます。
悲しい事実です。

あくまでもケースということですのでこれが絶対ではなく参考的にお読みいただければと思います。

気になる情報は信頼できる営業マンに最初に相談するのが成功の秘訣

10年前は未公開物件がとても人気がありましたが
公開未公開ではなく自分の条件に合っているかどうかで判断するべきです。

私はお客様にいつも話しています。

売れ残り物件が自分の希望の沿っていれば
価格交渉して希望の物件を安く購入するのが一番ですよ!
ってアドバイスしています。

あなたにとって何が一番良い物件なのかは冷静に判断しましょう!

不動産仲介は協業ができる分
自己の利益のためにどうしても囲い込み的に行動しがちです!

これは悪いことではありませんが悲しいことではないかと思います!

今までもですがこれからの時代は特に”物件”ではなく””で決める。

それが成功の秘訣になったように改めて感じるようになりました。

今年もたくさんのご相談をお待ちしております。

依頼の有無はご相談後ご判断してください!

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