こんにちは!島﨑です。
台風が来たりと天候が安定しなくなってきましたね。
我が家は私含め喘息持ちがいるため、気圧の変化?が起こる時は息苦しい日々が続きます、、、。
少し前の話になりますが、弊社が売却依頼を受けていた府中市のマンションが先日成約したのですが、その中で他社不動産会社とのやり取りでこんなことがありました。
人気物件でのお話
今回の物件は年明けから売却活動を始め、GW過ぎまでは1ヵ月に2件程度の見学数と不思議と問い合わせ等が少なかったのですが、GW明けから徐々に問い合わせが増え週に2件程、多い時には土日で4件など見学数が右肩上がりとなり、かなりに人気物件でした。
その中で他社さん経由で2度目の見学依頼の相談があり、普段通り対応していたところ少し前に見学していたこれまた他社さんから急に
「今、住宅ローンの事前審査中で2~3日で結果が出ます。結果が出次第、申込み~契約と早めに進めてもらいたいです。」
との連絡が。
以前のやり取りで、弊社の物件をとても気に入っているとのことでしたがまだ物件を見始めたばかりで決断が出来ない状況。
とだけ報告を受けていましたが、結果的に購入希望で事前審査を行うという流れになったようでした。
2度目の見学相談の他社さんは見学希望日が2週間程度先だったため事前審査中のお客様がいることを伝え、契約となった際には了承ください。と伝えておきました。
契約後にクレームが、、、。
その後無事に事前審査も承認、契約締結に至ったため
2度目の見学依頼を頂いていた他社含め契約締結前に見学希望を頂いた計3社(契約になる可能性が高いと伝えたうえでのご依頼)に
「お陰様で契約終了となりましたので申し訳ございませんが、ご見学はお断りさせていただきます。」
と伝えたところ、他2社は
「おめでとうございます。それでは、お客様にご報告いたします。」
という感じで当然すんなりと終わったのですが、2度目希望の他社だけは
他「どういう経緯で契約に至ったのか、内容はどうだったのか?」
島「事前審査承認から3日後の契約となりました。事前審査中から契約の準備をしていたのでスムーズに運びました。内容については取引上の話なのでお答えできません。」
他「こちらのお客様は購入前提で見学依頼をしていたのだから、こちらにも契約内容を具体的に教えてくれないとお客様にも説明が出来ないし、納得できない。」
、、、はぁ?
自分の主張ばかり、、、
事前審査してる。って言ったじゃん。
契約になったらすいません。って言ったじゃん。
それで納得できないってどういうこと?
そもそもお宅からは申込書ももらっていない状況で何を優遇しなければならないの?
と怒りマックス( ゚Д゚)になりましたが何とか堪えて整然と
島「契約当事者のお話と我々仲介業者間でのお話なのでお答えできません。」
他「なんで答えられないの?」
島「そんなこというけども、〇〇さんも(大手不動産会社)のところでも見学希望だけであれば、当たり前だけど契約優先にするでしょ?申込み入る前の状況も伝えましたし、そこで動かなかったあなたの責任じゃないですか?もしかして、この件お客様に伝えてなかったんですか?それならお客様がかわいそうですね。第一、うちが申込みを入れている状況でも自社のお客様が後から手を上げたら我々には「現金購入のお客様が現れまして、そちらを優先することになりました。」なんて平気で嘘を付いてますよね?それに比べたらきちんと対応したと思います。納得できないと言われてもどうしようも出来ません。」
と、ここで我慢しきれずめちゃめちゃ嫌味を言ってしまいました、、、。
大人になり切れませんでした、、、。
そして、人生初全く取引に関係のない人間からクレームをもらいました。
重要なポイント
このやり取りで重要なポイントは、
1、会社が大きくなればなるほど自社の都合ばかりのみを主張したりする傾向にあるということです。
もし、大手不動産会社の仲介で購入、売却を考えているのであれば耳障りの良い言葉を鵜呑みにせず、必ず文章や書面など形に残るものでやり取りをした方が後々ご自身の身を守ることに繋がると思います。
2、売主様にとって特にリスクがあります。
先ほどのやり取りの中で
第一、うちが申込みを入れている状況でも自社のお客様が後から手を上げたら我々には「現金購入のお客様が現れまして、そちらを優先することになりました。」なんて平気で嘘を付いてますよね?
と島﨑は言い放っていましたが、これは大手勤務歴がある知人に聞いた話なので実際にあると思います。
ただ、嘘かどうかは正直わからないですが、否定をしてこない、もしくは出来ないということは何かやましいことがあるのではと思います。
何が危険かというと、
4000万円で大手不動産会社から売りに出ている物件を
島﨑がサクセスの仲介で3950万円で買いたい!
と申込みを入れたとしても後から自社のお客様から
3800万円になるなら買いたい!
となったとすると大手不動産会社は島﨑の申込みを無かったことにするか、キャンセルになったと売主様には伝え、3800万円で納得してもらうように適当な理由を付けて契約までこぎ付けます。
実際には島﨑は申込みはキャンセルをしていないので、
「実は現金購入の方が~売主さんと相談してそちらを優先することに~。」などこちらにも適当な理由を付けて断ってきます。
ブラックボックス
昔に比べて減った。とは言われますが、実態はまだまだこんなブラックボックスの中で進められていることが多いです。
どうしたらクリーンな業界になるかなー。
ガーシーの標的にされて「めくられてしまわないかなー。」
なんてことを考えた出来事でした。