こんにちは。島崎です。
最近は練馬区でも気温が30℃を超える日が続いており、熱中症警戒アラートが発令されることも、、、。
梅雨はどこへ?って感じですね。
せっかくコロナも5類へ移行したものの、出歩きにくい気温になってしまいましたね。
熱中症には注意して生活してくださいね!
さて、近年、徐々に住宅ローン返済が困難になっている方が増えている傾向にある。
と耳にしました。
コロナ禍の影響も大きかったのだと思いますが、徐々に落ち着きを見せてからは物価上昇の怒涛のラッシュ。
特に食品関係などは半年ごとにどの商品も値上げされているのでは?
と感じています。
住宅ローン返済に困っている方が増えている?
新型コロナウイルスの感染拡大が続いていた時期には、失業や収入の減少で住宅ローンの返済に行き詰まる人も多くいたのでは。と思います。
一時期は政府指導のもと、金融機関は一時的な返済猶予に応じていました。
ただし、その後状況が改善しない場合は、物件を売却してローン清算に充てる任意売却などの対応を迫られているようです。
まだまだ続くであろう物価高やコロナ禍の余波で広がる
「我が家の危機」に直面した場合にどのような対応がとれるのでしょうか?
2つの分かれ道
ローンの返済が困難になってしまった場合には、基本的には売却という前提になると思います。
家を手放すということは残念ながら避けられない状況ですと
ここから大きく2つの分かれ道になります。
ローンの返済が苦しくなってきてしまった
ローンの返済をすでに滞納してしまっている
かどうかで困り方にも2つのパターンが存在すると思います。
通常の売却
ローンの返済は何とか出来ているが、収入減少によって今後の不安が大きいという場合
ということでしたら、現在のローンの残債や貯蓄額次第で通常の流れ、価格で売却できる可能性も高く、
もしかすると、売却によってある程度まとまった資金が手元に残り、再出発がしやすい場合もあります。
任意売却
ローンをすでに滞納し始めてしまっている場合
通常、3ヶ月以上の滞納があると金融機関は住宅ローンの一括返済の請求をしてきます。
当然のことながら、すでに滞納してしまっている方に一括返済の能力はないため、
保証会社へ代位弁済を行い、その後債権が保証会社へと渡り、改めて保証会社からも一括返済の請求があります。
その後はご存じかもしれませんが、競売へと粛々と手続きが進んでいきます。
競売までの猶予期間内に売却をすることも出来ますが、時間との戦いのため
相場より安く売却をしたり、売却額が残債を下回ってくる場合もあります。
不足分は将来的に返済をすることになります。
また、金融機関や保証会社側からの許可がないと売却が進められなくなるなど
色々な制約がある中での売却活動となります。
こちらを任意売却と呼びます。
私も任意売却をお手伝いさせていただいた経験がありますが、
任意売却の場合、税金等も滞納してしまっているケースもあり
各所への確認及び調整や許可取りなど、それだけでもかなりの時間がかかり、
実際の売却活動であまり時間が取れなかったこともあります。
購入時の資産価値への意識は重要です
また、実際に売却へと進んでも時間がかかったり
思ったような価格で売却が出来ないなど様々なケースがあります。
これまでの経験から個人的な見解となりますが、こちらも大きく2つのパターンに分けられます。
資産価値を意識せず購入
1つ目のパターンは「資産価値を意識しなかった」場合は
自宅の資産化にも時間がかかることが多く、なおかつ家が無くなり
住宅ローンの支払いだけが残ってしまう、最悪のパターンが存在します。
不動産の資産価値は「立地」でほぼ決まる為
その立地を妥協し、郊外で立派な建物を建てた場合にこのような結末が予想されます。
一生住み続ける。という考えで購入される方にありがちなケースです。
資産価値を意識して購入
2つ目のパターンは「資産価値を意識した」場合です。
このような方は最初から「立地」にこだわった不動産購入をされる傾向がある為
駅近・利便の良い場所にこだわっている方が多く、さらには建物よりも土地に予算を使われる方が多いです。
現在、都心部を中心に物件が不足しており、数年前に購入した方の場合、買った時の値段以上で売却が出来る可能性が高いです。
したがって、1つ目のパターンと比べて、同じく自宅は無くなってしまいますが
住宅ローンだけが残るというような心配は少なくなります。
将来の住替えも意識しつつ、資産という意識で購入される方が多い傾向です。
もちろん、様々な事情や条件がある中で不動産を購入されると思いますが
もし、ローンの返済に困ったり、売却が必要となった場合なども想定して検討をしていくと
大きな傷にはならないのではと思います。
競売・任意売却になってしまう前に
任意売却は、ローンが払えない場合に金融機関の合意を得て自宅を売却する仕組みです。
金融機関が裁判所に申し立て、物件を差し押さえて競売にかけると
自宅を失うだけではなく市場価格よりかなり低い価格で売却され、多額のローンが残ってしまいます。
本来であれば、まずは信頼のおける不動産会社を通じて売却活動を行い
その結果、どうしても購入者が見つからず、時間や金銭的余裕が無くなってしまった場合に
最終手段として任意売却を選択するということが正しい流れだと思います。
コロナウイルス感染症で給料が下がり、仕事が減った、残業代、ボーナスが出なくなった。
更に追い打ちをかけるように物価高が続き、購入時には予想もしなかったことが立て続けに起こっていると思います。
ローンの返済に困った場合には、
少しでも早いご相談が今後の人生を左右するかもしれません!
ローンのことに限らず、その他にも様々なお悩みをお持ちの方もいらっしゃるかと思います。
不動産購入や売却は勿論のこと、
購入後、売却後のサポートもしっかり対応をさせていただきます。
賃貸部もございますので、売却後のお住まいのことや
売却に合わせてのお引越しのタイミングなど最大限にご配慮の上、一貫してサポートさせていただきます。
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