不動産業者のモラル

こういう不動産業者への依頼はやめましょう!

あくまでも個人的見解と同じような志の友人業者の見解です。

昔から後を絶たない抜き行為!

抜き行為って?

色々なパターンがありますが、法的には問題ないでしょ!って開き直るパターンのお話しです。

まず売却の依頼をするには3つの媒体があります。皆さんもご存じの一般媒介契約、専任媒介契約、専属選任媒介契約。

この媒体のうち一般媒介契約の場合に多いのですが販売中の物件の売主様に販売中の情報を知らないふりして媒介を求めるケース(まだ、かわいい)や販売中と知ってて当社にも一般媒介を任せて欲しい(こういう輩が業界を悪い方へ進めています)というような電話やDMを送る手癖の悪い業者がいます。

株式会社ハウジングサクセス 土方結子

こうやって手癖の悪いことをするから各不動産業者も構えた営業姿勢になってしまい、業者によっては同じように手癖が悪くなったり囲い込みを始めたりしてしまうのです。法律で罰することができない分、余計にたちが悪いです。

良いか悪いかは別として日常的に電話やDMを送る業者は抜き行為ではなくその業者の営業活動だと思います。

が、たいていの場合、売りに出すと急に売主様宛に直接コンタクトを取ってきます。今回も府中の販売開始したばかりのマンションオーナーにDMを送ってきました。

私の著書をご覧になられている売主様なのですぐに報告を受けました。

当社は事前に手癖の悪い不動産業者の説明をしているので無視すればそれで終わりますが、このようなことを知らない売主様がDMを目にすると不安になったり、変な欲が出たり、場合によっては信頼関係が壊れてしまうかもしれません。この手の業者(営業マン)は信頼しない方が良いと思います。

当社は売りに出してからコンタクトしてくる業者には注意を促しています。

査定も高額査定の方が良く見えてしまったりするのと同じで結果的に依頼者が損をしてしまうことが多いです。

株式会社ハウジングサクセス 金子徳公 PICKUPアイテム

 

そして賃貸なんかは訪問して管理を変更してほしいという業者が多いですね。

統計的に素行の良くない業者が目立ちます。インターネットが普及する前であれば決しておかしなことではなく、むしろ一生懸命な管理会社だと思います。

任せてもらうにはそれなりの営業活動はもちろん重要ですが、我々不動産業者目線で言う『抜き行為的』な活動をする業者は正直に申し上げてお願いしない方が良いです。

やはり業者選びは知人友人等の信頼できる業者さんや自分でインターネットで数社調べて信頼できそうな人間性の業者さんにお願いするのがベストではないかと思います。

くれぐれも提示された価格(責任のない高額査定の提示することが多いです)だけで判断せずに提案力や対応能力の高い業者さんに任せることが一番です。

今回はそれなりの知名度があるA住宅のT川支店が『抜き行為的な活動』をして売主様から報告を受けたので早速ブログに掲載しました。

当社は手癖の悪い業者のリストは都度更新して保管してあります。

もちろん社内用なので社外に出ることはありませんが○○って業者はどう?って相談されたときは正直にお答えしております。

が、あくまでも困って相談されたとき等くらいで営業妨害と思われたくもないので自発的にお話しすることはありません。

自分(自社)だけ良ければよいって考えを止めてほんの少しだけ常識的に周りに対して優しくなれないものですかね???

まわりまわって最終的にそれが我々業界が良くなる以上に消費者であるお客様のためになると思うんですよね!

そうそう、ここにきて急激に囲い込み(おとり広告含む)する業者が増えたように感じます。レインズ登録するまでの義務期間として最初の一週間は自社のみで頑張ることは個人的には良いのではないかと思いますが、ずっーーーーーーと囲い込んでいるのはいかがなものでしょう??? オーナー(売主・貸主)様が損をするだけだと思うんですよね!

なんだか、大手よりも中堅どころが最近はひどいような気がしてなりません。

当社はご依頼いただいたお客様のために一生懸命努めるだけですが。

 

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