こんにちは。暑さに負けそうな土方です。
具合が悪い人の体温くらいある気温が続く中、
8月1日の朝早く出発して、山梨県大月市の山奥にある
ご先祖様が眠るお墓の掃除をしてまいりました。
忘れられない日
8月1日は祖母の命日でして、
実はこの時、私と母は日本を遠く離れた中国の奥地、
ゴビ砂漠にて自転車でシルクロードを走る旅をしておりました。
訃報を受けたその時は、
まさに今、自転車を組み終えていざ砂漠へ乗り出さん!
という時でした。
「急いで帰っても5日はかかる。通夜はおろか告別式も間に合わない。
こちらのことは任せて、あなたは旅を続けなさい。」
と父に言われ、母はそのまま自転車でシルクロードを走ることに。
母は自分の母親が突然亡くなったことが夢のようで
電話の向こうの遥か彼方から聞こえてくる夫の声も
まるで現実のものとは思えなかった、と後から言っていました。
母は、祖母にお別れを言う事もできず、
旅から帰って来た時はすでにお骨になっていて
今でも「お母ちゃんは消えてしまった」と言います。
母にしてみれば、このお墓に来ることが
祖母に会うたった一つの手段なのかもしれないです。
あれから27年が経って、母が祖母と同じくらいの歳になり
土方が当時の母の年齢になりました。
ちなみに、母の故郷にあるお墓は、
つり橋を渡り、山道を上がった畑のきわにあり、
お寺さんが管理している都会の墓地とはかなり様子が違います。
その集落に住む人々が掃除をしたりしてそれぞれ管理をしています。
中には寛永拾四年と刻まれた古いものもあり
なかなかどうして趣深い佇まいなのです。
寛永14年と言えば、島原の乱が有名ですが
そのころから、畑仕事をしてご先祖様に挨拶して帰る。
そんな暮らしがあったのだろうと思います。
最近は墓じまい、と称してお墓をたたむ人も増えました。
お墓を維持していくことは結構大変で、
ロッカータイプのお墓や樹木葬など、今後は
墓石を持たないスタイルが主流になるのかもしれません。
それも時代の流れ、ライフスタイルの変化なのかなと思います。
ライフスタイルの変化
墓じまいもその一つですが、
住まい方も節目節目で様子が変わるものです。
●夫婦二人になったからコンパクトなマンションでのんびり暮らしたい。
●子供が独立したから壁を取って広いリビングにしたい。
●もう何年も誰も住んでいない家を相続した。。。
などなど、
暮らしの中で変わっていく状況に合わせて
リフォームや売買、投資物件としての建物再生など
弊社がアドバイスできることはたくさんあります。
先日も、岡山県のお客様から大阪府の戸建物件についてご相談を受けました。
お客様がどのようにお考えなのか
どのような未来像を描いていらっしゃるか
お客様の求めるアンサーに限りなく近づけていくことが
私たちの役目なのだと思います。
東京の練馬にある小さな会社ですが、解決力には自信があります。
遠慮なくお問い合わせくださいね。